てんかんは新生児から高齢者まで、それぞれの年代によって発症率が異なります。てんかん自体100人に1人の割合で発症する病気であり、特別珍しい病気ではないため万人の方に注意が必要です。

てんかんに対する救急処置

テグレトールは、抗てんかん薬として長い歴史をもつもので、定期的に服用をすることによって、てんかん発作を予防するという効果が期待できます。
てんかん発作には様々な分類があり、大きくは脳の一部の興奮から起きる部分発作と、脳全体が興奮に陥る全般発作という2つの分類がありますが、テグレトールはどちらかといえば部分発作の分類のほうでの効果が認められる医薬品です。
てんかん発作の予防のほかにも、躁うつ病の治療や、三叉神経痛とよばれる顔面の神経の痛みの緩和などにも、このテグレトールは効果を発揮します。
躁うつ病は、気分が高まる躁状態と、気分が沈み込むうつ状態が交代するのが特徴ですが、テグレトールは躁うつ病のなかでも躁状態のほうの沈静化が得意分野となっています。
てんかん発作は服薬により予防が可能であるとはいえ、それでも外出先などで不意にてんかん発作に襲われてしまうといったこともあります。
てんかん発作が起こった場合、本人はけいれんや意識の消失などによって、自由に身動きをすることができないため、周囲にいる人が適切な措置をとる必要があります。
まず、てんかん発作を起こした人は、思いがけない挙動によって打撲などのケガをすることが多いため、とがった石などの危険物を払いのけたり、道路上であれば安全な場所に運ぶなどして様子を見ます。
また、顔を横向きにして寝せるなどして、息がふさがらないようにしておくことも大切で、同じ目的でむやみに口に棒やタオルなどを入れるのはケガのもとですので、しないほうが賢明です。
こうしたてんかん発作は通常であれば数秒から1分程度もあれば治まりますが、もし長い時間にわたって発作が続いたり、意識がもうろうとしたまま発作を何度も繰り返すようであれば、病院での救急措置が必要となる場合がありますので、すみやかに救急車を呼んで搬送してもらいます。